スタートアップは資金や時間がない中でバックオフィス業務やマーケティングをいかに効率的に行っていくのかが課題となるのではないでしょうか。今回はバックオフィスやマーケティングをよりコスパ高くできる行えるツールを紹介していきたいと思います。バックオフィス編Upsider(上場のための法人カード)Upsiderは、スタートアップ企業向けの法人カードサービスです。主な特徴として最大10億円の高額利用限度額独自の与信モデルにより、従来の法人カードよりも高い利用限度額を設定経理業務の効率化クラウド会計ソフトと連携し、自動的に経費データを取り込み領収書などの証憑を添付月次決算の早期化リアルタイムで明細を反映させ、月初1日で明細が揃う無駄なコストの削減年会費無料海外利用手数料無料経理担当者向けのサポート体制などが挙げられます。メリットとして、利用限度額が高額であるため資金調達をスムーズにできたり、手作業によるデータ入力が不要になり経理業務が効率化できることが挙げられます。また、年会費が無料であるためコストがおさえらるのも良い点でしょう。ただし一方で、個人事業主は利用できなかったり、国際ブランドはVISAのみといったデメリットも存在するので注意が必要です。クラウドサインクラウドサインは、紙の契約書や請求書を電子化し、オンラインで締結・管理できるサービスです。主な機能は以下の通りです。電子署名契約書や請求書に電子署名を付与することで、効率化が図れます。テンプレート機能よく使用する契約書や請求書のテンプレートを作成・保存できます。ワークフロー機能複数の担当者による承認ワークフローを設定できます。1番のメリットは、契約書や請求書の署名が電子化できることです。印刷・郵送・保管の手間を削減できるとともに、契約締結までの時間が大幅に短縮されるでしょう。デメリットとして、全ての契約書ができるわけではないことは認識しておくべきです。一般企業向けのプランは月額30,800円(税込)です。無料のプランもあるのでぜひ一度試してみてください。Spir(日程調整ツール)Spir(スピア)とは、日程調整の時間を大幅に削減し、効率化を実現する次世代型ツールです。チーム全員での最短の候補日を調整相手に提示することで、競合よりも速いアプローチが可能になったり、設定したURLを繰り返し送るだけで一度作ったURLは何回でも使えたりといった特徴があります。Spirは、以下のような方におすすめです。日程調整に時間をかけたくない方ミスなくスムーズに調整を済ませたい方セキュリティ対策を重視する方日程調整は意外と時間のかかる作業だと思います。Spirを用いればその作業時間を大幅に時間短縮することができるため、ぜひ使ってみてほしいです。3人まで利用可能なフリープラン、五人まで利用可能なStarterプラン(月額6000円)があり、無料でも始められるので一度試してみてください。勤怠管理システム「KING OF TIME」「KING OF TIME」は、クラウド型の勤怠管理システムです。市場シェアNo.1であり、以下の6つの理由から選ばれています。業界No1の打刻種類豊富な機能誰でも使える全機能一律300円充実のサポート体制安心のセキュリティ.KING OF TIMEは、導入コストを抑えながら、充実した勤怠管理を実現したい企業におすすめです。30日間無料体験もしているので、導入を検討してみてはいかがでしょうか。SmartHR人事・労務の業務をクラウドで運用できるビジネス支援ソリューションです。書類作成や発行、保管を電子化し、勤怠管理、給与計算、社会保険手続きなどを自動化してくれる点で便利です。また、従業員情報、勤怠情報、給与情報などを一元管理できるため、人事・労務分野において膨大な事務作業から解放され、より重要な業務に集中できます。さらに、蓄まったデータを、可視化・分析することで、タレントマネジメントにも活用していけます。SmartHRでできることは、上記以外にも多数あるので詳細は公式サイトをご覧ください。無料トライアルも提供しているので、導入前に試してみることをおすすめします。クラウド会計ソフト freee会計個人事業主、中小企業向けのクラウド会計ソフトです。freeeは、会計や人事労務の知識がなくても簡単に使えるように設計されています。また、月額980円から利用できるので、コストを抑えたい企業にもおすすめです。さらに、会計ソフトだけでなく、人事労務ソフトなど、様々な機能を提供しています。freeeは、使いやすく、低価格で多機能な会計・人事労務ソフトを求めている人にとっておすすめです。無料トライアルもあるので、ぜひ試してみてください。smartround(スマートラウンド)スマートラウンドは、スタートアップ企業の資金調達と株主管理を効率化するプラットフォームです。例えば、株主総会で招集通知の送付や委任状の回収・集計がオンラインで完結できたり、ストックオプションのデータやタスク管理、さらには投資家検索ができます。株式のやり取りで発生するバックオフィス業務を一元管理して効率化することができるプラットフォームです。料金もパートナーとつながることで、資金調達に向けて活動中のスタートアップは月額0円、外部株主がいるスタートアップは月額5000円で利用できます。パートナーとつながるという条件を満たせばかなりお得に利用でき、エクイティで調達を考えているスタートアップにはおすすめです。マーケティング編スタートアップチャレンジ(PR TIMES)こちらはPR TIMESが提供する、スタートアップ企業向けのプレスリリース無料配信プログラムです。具体的には、設立2年以内のスタートアップ企業が、最大10件までプレスリリースを無料で配信できるというものになります。社会や未来のために奮闘するプロダクトやサービスを持つ企業を支援するという目的で開始されました。スタートアップ企業は、費用をかけずにPRでき、企業認知度向上や採用活動、資金調達などに役立てることができます。利用期間はスタートアップチャレンジを初めてから2年ではなく、設立年月日の2年後(24カ月)の月末までとなる点とミッションのフォロワーが3人をクリアしなければ行けないという点には注意が必要です。AaaS for startup(博報堂DYグループ)AaaS for startup は、博報堂DYグループが提供する、スタートアップ企業向けの広告支援サービスです。メディア戦略から運用まで、広告出稿のすべてを任せることができ、成果報酬型プランなど、透明性の高い料金体系を採用している点がポイントです。テレビCMやデジタル広告を活用したい企業にとっては、専門家に広告出稿を任せることができ、広告出稿にかかる時間とコストを削減し、広告効果を最適化させることができます。ノーコードWebサイト作成ツール「STUDIO」ノーコードでWebサイト作成ができるツールです。サイトデザインのみなら無料で行うことができ、独自ドメインにしたい場合は1,480円/月で利用できるため、コスパが良いです。Webサイト作成の知識が0であっても、パワーポイントを触る感覚でサクサクと作ることができます。また、フォーム設定やGoogleタグマネージャーなどの機能も備わっており、各種設定などもスムーズに行うことができ、解析やフォームの設定などでいちいち新たなツールを導入する必要もありません。実際にこのサイトもSTUDIOを使って作成されており、日々使用する中でもデザイン性の高さや、各種アプリ連携や高度なフォーム機能の便利さを感じています。まとめここで挙げたサービスを使ってぜひお得にサービスを利用してみてください。サービス名主な特徴公式サイトUpsider(上場のための法人カード)最大10億円の限度額年会費・発行手数料無料https://up-sider.com/クラウドサイン契約書、請求書などの電子署名https://www.cloudsign.jp/Spir日程調整ツールhttps://www.spirinc.com/KING OF TIME勤怠管理システムhttps://www.kingoftime.jp/SmartHR人事・労務管理タレントマネジメントhttps://smarthr.jp/freee低価格で多機能な会計・人事労務ソフトhttps://www.freee.co.jp/smarthound(スマートラウンド)資金調達と株主管理を効率化するプラットフォームhttps://jp.smartround.com/スタートアップチャレンジ(PR TIMES)PR支援サービスhttps://prtimes.jp/startup_free/AaaS for startup(博報堂DYグループ)スタートアップ企業向けの広告支援サービスhttps://www.hakuhodody-media.co.jp/aaas/afs/lp_01/STUDIOノーコードWebサイト作成ツールhttps://studio.design/